金本監督から矢野監督へ
阪神が17年ぶりに最下位になりました。
2002年に星野監督で優勝した以降の阪神しか知らない若い世代にとっては、
阪神=Aラスというイメージがあるのではないでしょうか?
所が、阪神には常に5位か6位だった暗黒に時代がありました。
ちょうど僕が高校2年生の1985年
吉田監督のもと、岡田・掛布・バースのクリーンナップで優勝しました。
しかし、翌年は3位でしたが2002年に星野監督が就任するまでの15年間。
5位・6位が定位置となる低迷時代が続きました。
今回の再開が、前回の様な低迷時代の始まりにならない事を祈っている、50代以上の中年ファンは多いと思います。
矢野監督に期待できる所は、捕手出身の監督という点です。
過去のデータを見てみると、捕手出身の監督が日本一になっている回数が圧倒的に多くなっています。
1974年~2013年の40年間では以下の通りです。
【出身ポジション別優勝回数】
捕手:13回
二遊間(セカンド或はショート):9回
投手:6回
三塁手:5回
外野手:4回
一塁手:3回
捕手は広い視野でゲームの流れ掴み、投手の投球内容を組み立てていくポジションなので、監督としての資質がある方が多いのかもしれません。
矢野監督も、2017年最下位だった二軍を率いて、たった1年で.630の高勝率で今年優勝させました。
二軍ではありますが、きっちりと結果を出している矢野監督の手腕に大いに期待したいと思います。